PRESS RELEASE

ふくアプリによるプレミアム付きデジタル商品券「RENEWPay」の実施について

2022.09.15

株式会社福井銀行と株式会社福井新聞社の共同出資会社、株式会社ふくいのデジタル(代表取締役社長 小林拓未 以下当社)は、福井県鯖江市・越前市・越前町で開かれる伝統工芸や地場産業の工房を開放する体験型マーケット「RENEW」(2022年10月7~9日)での支払いに利用できるプレミアム付きデジタル商品券企画「RENEWPay(リニューペイ) Powered by ふくアプリ」(https://fukuappli.jp/renewpay)を実施しますのでお知らせいたします。RENEWPayチャージ券6000円分を1口5000円で販売、当社が10月から運営開始するスマートフォンアプリ「ふくアプリ」をダウンロードしていただくと、RENEWでの物販や工房体験・見学の支払いにご利用できます。

RENEWは、福井県鯖江市、越前市、越前町の▽越前漆器▽越前和紙▽越前打刃物▽越前箪笥(たんす)▽越前焼▽眼鏡▽繊維-の7つの産業を体験、交流を軸としたイベントで、今年で8年目を迎えます。7月には、実行主体が「SOE(ソエ)」として一般社団法人化。「日本一の産業観光のまち」「稼げる産地づくり」を目指しています。

RENEWPayは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進による地域社会、経済の発展、ウェルビーイング向上の下支えの役割を担う当社が、SOEの賛同、協力を得て実施するものです。当社が提供するスマートフォンアプリ「ふくアプリ」(10月1日開始予定)の包括的なデジタルペイメントシステムを利用する初めての企画で、本システムのプレミアム付きデジタル商品券機能を利用します。

RENEW期間前はオンラインストア、同期間中は3カ所に設置する案内所で、1口5000円で「RENEWPayチャージ券」を販売いたします。「ふくアプリ」上で、RENEWPayチャージ券に記載されたシリアルカード番号とPINコードを入力いただくと6000円分の残高が設定され、1円単位で支払いに利用できます。一部店舗では、RENEW終了後の2023年2月26日まで利用でき、継続的な産業観光の発展の契機となることを目指します。

また、本取り組みは、公益社団法人福井県観光連盟(会長 山田義彦)、ふくいヒトモノデザイン株式会社(代表取締役社長 佐竹範之)などで構成する「福井県観光DX推進コンソーシアム」(※注1)が、観光庁の2022年度「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光・地域経済活性化実証事業」(※注2)の採択を受けて実施する「観光データ連携機能構築による観光事業者の収益向上に向けた実証事業」と連動しております。RENEWPayで得られた決済データの概要レポート等を、福井県観光連盟の福井県観光データ分析システム「FTAS」(※注3)に掲載するなどして、地域の観光産業の収益力向上に寄与します。

■RENEWPay概要

【方式】
スマートフォンアプリ「ふくアプリ」を利用したプレミアム付きデジタル商品券型のコード決済

【販売総額】
最大2400万円分

【販売価格】
1口5000円(20%のプレミアムを上乗せした6000円分のRENEWPayとして利用可能)

【購入上限】
購入1回あたり最大10口

【ふくアプリダウンロード・登録開始日】
10月1日(土)

【販売方法・日時】
※専用WEBサイト
10月3日(月)0:00~10月6日(木)18:00(先着2000口に達し次第販売終了)

※対面販売(原則として先着2000口に達し次第終了。支払いは現金のみとさせていただきます)
10月7日(金)10:00~16:00

10月8日(土)10:00~16;00

10月9日(日)10:00~14:00

※販売場所

1.RENEW総合案内
鯖江市西袋町40-1-2 うるしの里会館

2.鯖江駅眼鏡
鯖江市日の出町1-1 JR鯖江駅内観光案内所となり

3.観光・匠の技案内所
越前市府中1丁目2-3 センチュリープラザ1階

【利用期間】
10月7日(金)~10月9日(日)

※一部店舗では、2023年2月26日(日)までご利用いただけます。
※利用期間を過ぎた場合は無効となり、ご利用いただくことができません。

【注意事項】
・販売日時・利用期間等上記記載事項を変更する可能性があります。
・新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては中止する場合があります。
・返金はいっさいできません。
・現金との交換はできません。

 

■ふくいのデジタル・小林拓未社長のコメント

RENEWPayは、株式会社ふくいのデジタルが運営するスマートフォンアプリ「ふくアプリ」のデジタルペイメント機能を活用した初めての取り組みとなります。持続可能な地域産業の成長を目指し、今や福井県を代表する一大イベントとなったRENEWに参画させていただけることは非常に名誉なことと思っております。RENEWPayを契機に、福井県のさまざまな地域に住む人、訪れる人のウェルビーイングを高める「ふくいモデル」のDXがさらに進むよう、当社も全力で取り組んでまいります。

 

■一般社団法人SOEのコメント

RENEWPayは、地場産業の体験型観光(産業観光)を通じて持続可能な地域社会づくりを目指してきたRENEWにとっても、新たなチャレンジとなります。地場産業の担い手と、訪れる人の新たな出会いが創出されるよう「ふくいのデジタル」と手を携えて取り組みます。また、観光庁の2022年度「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光・地域経済活性化実証事業」とも連動しているということで、RENEWの取り組みがさまざまな地域に広がり、全国各地でDXを活用した観光の発展や地域の新たな持続性、さらなるチャレンジが広がることを願っております。

※注1
■福井県観光DX推進コンソーシアム参画企業
・ふくいヒトモノデザイン株式会社
・公益社団法人福井県観光連盟
・Code for FUKUI
・合同会社basicmath
・合同会社ツギ
・一般社団法人SOE
・株式会社福井新聞社
・株式会社福井銀行
・株式会社ふくいのデジタル
(順不同)

※注2
「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光・地域経済活性化実証事業」について観光庁では、旅行者の消費機会の拡大と消費額の増加を目指して、デジタル技術・ICTと観光地・観光資源との掛け合わせにより、地域内、地域間、事業者間のデータやシステムの連携、オンライン配信技術を活用した新たなコミュニケーション戦略による来訪需要の創出、XRや5Gなどを活用した魅力的な体験型コンテンツの造成による体験価値の向上などを図ることで、新たな観光地経営のモデルを構築し、観光地経営を改善するための取組を支援するモデル実証を実施しております。

・参考リンク
観光庁「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光・地域経済活性化実証事業」における採択事業の公表
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page05_000187.html

・本事業では、実証事業者が抱える課題・解決手段の検討方法・デジタル技術の活用方法・実証においてのハードルなど「DXに取り組む際の実情」を、以下のSNS等にて広く情報を発信していく予定となっています。

観光庁DX事業公式note:https://digital-x-project-gov.note.jp/

観光庁DX事業公式twitter:https://twitter.com/digitalxproject

※注3
福井県観光連盟では、北陸新幹線福井・敦賀開業等に向け「稼ぐ」観光地づくりを推進するため、観光に関するマーケティングデータの提供を通して、県内の観光サービスの向上や商品開発、観光施策につなげることを目的に、福井県観光データ分析システム「FTAS(FUKUI Tourism data Analyzing System)」(略称:エフタス)(https://www.fuku-e.com/feature/detail_266.html)の提供を行っています。